1971年2月生まれ 44歳
歯学博士
元・昭和大学顎口腔疾患制御外科学教室兼任講師
元・せんぽ東京高輪病院歯科口腔外科医長
■略歴
浅草寺幼稚園、富士小学校、上野中学、帝京高校から昭和大学歯学部に進学しました。幼稚園の頃から大学まで競泳をやっていました。大学生になってからアイスホッケーを始めて、いまでも時々プレーしています。
大学卒業後は昭和大学歯科病院口腔外科に所属して、難しい抜歯やインプラント手術、顎関節症治療、口腔粘膜疾患治療、顎骨骨折手術、口腔ガン治療等を重点的に勉強しました。口腔外科での診療経験から、普通の歯科治療の際にも身体全体の事を考慮することや歯だけでなく頬粘膜や舌、口蓋粘膜、顎関節などを必ずチェックする習慣、歯科に限らない幅広い知識が習得できました。
現在、歯を失う原因のほとんどがむし歯と歯周病です。そしてむし歯や歯周病の多くは、間違った生活習慣や悪い生活習慣によって引き起こされ、これらの生活習慣を改善することにより再発を防げることが判明しております。歯は削ったり、抜いたりしてしまったら元には戻りません。歯周病になって歯槽骨を失ったら、完全に再生させることは多くの場合不可能です。取り返しのつかない事態になる前に、予防処置を行う事が歯の健康を守り、ひいては全身の健康を守ります。予防処置は、他のどんな治療方法よりも明らかに優れています。
歯の神経の治療は、歯の小ささや見づらさ、歯根の複雑性から、根気と繊細さを要求される治療です。しかし1回しっかりと治療しておけば、再治療の可能性はほとんどなくなります。再治療は患者様はもちろん私にとっても大きな負担になりますので、できるだけ再発リスクを下げるために丁寧な治療を心がけています。また以前に神経の治療を受けたが、治療が不完全で悪化してしまった場合や無症状でもX線写真上で悪化所見が発見された場合は、早期に再治療をお勧めしています。症状が進行してしまうと回復が難しいからです。
私には4人の子供がいます。子育てを通じて感じることは、やはり子供たちをむし歯にしたくないという思いです。当院にもむし歯になってしまった子供たちが来院しますが、がんばって治療した子供たちにはもう二度とむし歯になってほしくないと思います。そして、痛くなってからイヤな治療をするために受診するのではなく、予防のために、きれいピカピカ、スッキリのために笑顔で来院してもらえる歯科医院になりたいです。
総合病院の歯科口腔外科で5年間、むし歯や義歯治療をしつつ、口腔外科治療を行ってきました。この時に他科医師と連携して治療にあたったり、他科で入院治療中の患者様の歯科治療を行う経験をしました。他の病気を治療中だったり、他科医師との連携が必要な場合などに適切な処置が行えます。
1941年10月生まれ 73歳
台東区浅草歯科医師会 監事
■略歴
趣味 ゴルフ